ADHDって、動き回る子ですよね? 細川院長 いいえ、多動だけがADHDではありません ADHD(注意欠陥多動症)というと、「授業中に席を立つ多動な男の子」というのが、典型的なイメージとしてあるようです。 でも、「多動性 […]
月: 2019年8月
うちの子、年上や年下とは遊ぶので、自閉スペクトラム症でないのでは? 細川院長 同年代とのコミュニケーションは、より難しいものです 年上、年下などとの対人関係は上下関係がはっきりしているため、「構造化」されており、適応しや […]
うちの子、言葉遣いが達者なので、自閉スペクトラム症でないのでは? 細川院長 言葉遣いが達者=コミュニケーションの問題がない、というわけではありません 自閉スペクトラム症のコミュニケーションの問題は、いろいろな形でみられま […]
発達障害の支援の相談はどこでできますか? 細川院長 当院のような専門の医療機関以外にも、次のような機関があります 発達障害者支援センター 各都道府県には、発達障害者支援センターがあります。 東京の場合は次のとおりです。 […]
自分の感情がわからないんです 細川院長 自閉スペクトラム症では、自分の感情を理解し表現するのが苦手です 自閉スペクトラム症では、他人の気持ちを推測するのが苦手なことが知られていますが、同様に自分の気持ちを理解することも苦 […]
うちの子、知的に優れているので将来の心配はありません 細川院長 知的能力の高さは、社会適応の高さに直結しません 知的能力が高ければ、あるいは学業成績が優秀であれば、社会人になってもうまくいくと考えるかもしれません。 しか […]
発達障害でも、様子をみていれば、自然とできるようになるのでは? 細川院長 「自然と」が苦手な発達障害で、放置はよくありません 子どもは思春期にかけて成長していきます。試行錯誤しながら、自然とうまくいく方法(適応的認知・適 […]
発達障害の子は非行に走りやすいですか?
発達障害の子は非行に走りやすいですか? 細川院長 発達障害だと非行に走りやすいわけではありません 発達障害自体が非行、あるいは犯罪の原因になるわけでは、決してありません。 非行や犯罪は、次の3つの要因により、情緒の不安定 […]
発達障害は病気ですか? 治りますか? 細川院長 発達障害は特性であり、治すものではありません 発達障害は特性(特有の性質)であり、それ自体が病気ではありません。ですので、特性は治すものではなく、一生つきあっていくものです […]
ADHD(注意欠陥多動症)とも、ASD(自閉スペクトラム症)とも言われたのですが、うちの子は結局どちらなのでしょう? 細川院長 発達障害の各障害は重なる部分が多く、併存することがよくあります 発達障害には、 ADHD(注 […]