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違う意味を見出すリフレーミングとは?
問題を多角的に見直す方法として、異なる枠組みを通して見ることで物事に異なる意味を見出す方法「リフレーミング」があります。
リフレーミングでは、ネガティブなものにもポジティブな側面を見出すことができます。
例:コップに水が半分入っているとき、「半分しか入っていない」と捉えるか、「半分も入っている」と捉えるかで意味合いが変わってくる
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1. リフレーミングする意味
●硬直した見方から離れ、柔軟に物事を見つめ直すことで、新たな対処法に気づくことができます ▶ 例:不登校を対人不安への対処行動と捉え直すことで、別の対処スキルを身につけ、不登校という手段を取らなくて済むようになる
●良い側面に気づき、そのリソースを活かすことができます ▶ コップ半分の水の例の場合、残り半分を満たすことに躍起になるのではなく、今ある水を活用する方向に注意が向く(人の場合、弱みに目を向けるのではなく、強みに目を向けることでそれを活かすことができる)
●ポジティブな見方により自己効力感が高まり、結果として問題を解決する力に繋がります ▶ 例:部活での活躍を褒めたら、苦手な勉強にも取り組むようになった
2. よくある質問FAQ
●見方を変えても、現実が変わらなければ意味がないのでは? ▶ 変わらない(変えられない)現実への向き合い方を教えてくれると同時に、問題への意味付けが変わることで解決に至ることもあります。
●何でも「良く言い換える」ということですか? ▶ 肯定的に言い換えることが多いですが、それによってどう意味付けを変え、それをどう活かしていくかが大切です
印刷用資料
この内容は『教職員のための 生徒のこころのケア一問一答』(思春期発達研究所)の抜粋です。本資料は教職員の方が自由にお使いいただけます。印刷できるようファイルを載せておきますので、校内でご活用ください。
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