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要支援サイン:落ち込みが強い?

 何かに失敗したとき、大切なものを失ったとき、誰もが落ち込みます。

 例:受験に失敗した、失恋した……

 人間にはストレスに対する回復力(レジリエンス)があり、多くは、時間の経過とともに回復していきます。

 しかし、同じようなストレスを経験しても、それをどう受け止めるかは人それぞれであり、受け止め方次第では、負荷が自身のキャパシティを超えてしまい、いつまでも回復できなくなってしまうことがあります。そのようなときは支援が必要になります。

1. 次の状態が続くようならば要注意

●死んだ方がマシ、死にたいと言う

●自分が悪い、自分なんていない方がいいと自責的

●ふとしたことで急に泣き出す

●何もやる気が起こらず、ボーッとしている

●話しかけても反応が鈍い

●どうでもいいとヤケになっている

●眠れない

●食欲がない、体重が激減した

▶ 保健室、相談室の協力を仰ぎ、必要に応じて医療機関を活用しましょう

2. こういう言い方は良くない

×「いつまでもクヨクヨ引きずるな」

×「気にするな」

×「明日になれば忘れているよ」

印刷用資料

この内容は教職員のための 生徒のこころのケア一問一答(思春期発達研究所)の抜粋です。本資料は教職員の方が自由にお使いいただけます。印刷できるようファイルを載せておきますので、校内でご活用ください。


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