How Can We Help?

Categories
< 全ての記事

要支援サイン:感覚過敏?

 感覚(知覚・五感)の過敏性が自閉スペクトラム症ではよく見られます。

1. 聴覚過敏

●ささいな物音や人の声が大きく聴こえ、パニックになったり、イライラしたり、集中できません ▶ 音を遮る耳栓、イヤーマフ、ノイズキャンセリングイヤホンなどの使用が有効です

2. 視覚過敏

●光をまぶしいと感じます ▶ 光を遮るサングラスの使用が有効です

3. 味覚・嗅覚過敏

●味や匂いが気になり、給食が食べられないかもしれません ▶ 偏食がちですが、好き嫌いではありません

4. 触覚過敏

●皮膚に触れる感覚が気になり、特定の布地の感触や締め付けられる感じが嫌で、制服が着られないかもしれません ▶ 学校の規律に反抗したいわけではありません

5. 対策

●特定の感覚の過敏性の場合は、聴覚過敏には耳栓、視覚過敏にはサングラスなど、物理的に感覚を遮る方法が有効です

●過敏性が広範囲である場合や重度である場合は、薬による化学的な方法が有効です ▶ 医療機関で処方してもらいましょう

印刷用資料

この内容は教職員のための 生徒のこころのケア一問一答(思春期発達研究所)の抜粋です。本資料は教職員の方が自由にお使いいただけます。印刷できるようファイルを載せておきますので、校内でご活用ください。


この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

既存ユーザのログイン

   
コンテンツ