How Can We Help?
目の前でパニックになったときは?
生徒が目の前でパニック症状を起こしたら、どうしたら良いのでしょうか?
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1. 冷静に対処し、落ち着くのを待つ
●まわりが動揺せず落ち着いていることが、本人を落ち着かせることにつながります
●パニック症状は時間とともに必ず収まっていく(30分以内)ので、静かに一緒に待ちます
●安心できるよう、「大丈夫だよ」などと静かに声をかけます ▶ 頻回でなくて大丈夫です
●ゆっくり深呼吸してもらいます
●指示は、落ち着いた声でゆっくり具体的に ▶ 自分の声が大きくならないように
●関係性が良ければ、背中をさするのも有効です
●処方された頓服薬があればのんでもらいます
2. 静かな場所で休む
●動けるようなら、保健室や別室へ誘導すると安心して休むことができます
●「クワイエット・スペース」(パーティションで区切ったひと目に触れない静かな場所など)を用意しておくと、パニックになりそうなときに自主的にそこで休むことで自分で対処できるようになります
3. パニックが収まった後、一緒に振り返る
●パニックが収まった後、どんな感情が起きたのか、どうしたかったのか、一緒に振り返ります ▶ 感情を言語化し、気持ちを整理することで、次にパニックになりそうなときに、対処ができるようになります
4. こんな対応は良くない
×「落ち着きなさい!」
×「何やってるの!」
印刷用資料
この内容は『教職員のための 生徒のこころのケア一問一答』(思春期発達研究所)の抜粋です。本資料は教職員の方が自由にお使いいただけます。印刷できるようPDFファイルを載せておきますので、校内でご活用ください。
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