悩み事の聴き方：間違った励まし方？

　相手を励ますつもりで言った言葉が逆効果になることがあります。

　次のような言葉は、相手には励ましとは取られず、見放されたと受け止められかねないので、注意が必要です。

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1.　「そんなのは大した問題じゃない」

●些細な問題のように見えて、本人には大きな問題だったりします

2.　「世の中にはもっと苦労している人がいる」

●他人との比較は意味がありません

3.　「嫌なことは忘れよう」

●忘れようと言われて忘れられるものではありません

4.　「がんばれ！」

●もう十分がんばっているのに状況が良くならない場合、さらに「がんばれ」と言われると、自分の努力が足りないせいと感じられ、絶望的になります

5.　「かわいそう」

●逆に安易な同情もよくありません

印刷用資料

この内容は『教職員のための　生徒のこころのケア一問一答』（思春期発達研究所）の抜粋です。本資料は教職員の方が自由にお使いいただけます。印刷できるようファイルを載せておきますので、校内でご活用ください。

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