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学校と無関係な悩みにはどうする?

 生徒から、個人的な悩み・家庭の悩みなど、学校とは関係のない悩みを打ち明けられることがあります。どう対応すればよいのでしょうか?

1. まずは受け止め、しっかり話を聴く

●せっかく信頼して打ち明けてくれたのですから、まずは受け止め、しっかり話を最後まで聴きます

●なお、話を聴くことと、その問題を解決することは別です ▶ 聴いたから解決しないといけないわけではなく、たとえ問題が解決できなくても、しっかりと聴くことはそれだけで本人をサポートすることに繋がります

2. 自分が解決できる / 解決すべきこと?

●まずは自分が解決できることなのか、解決すべきことなのかを考えます ▶ そうでないことも多いため、それを認識することが大切です

●解決できないことを抱え込むと結果として、悪い結果を招くことがあります ▶ 「何とかするから任せて」と安請け合いすると、生徒の期待を裏切り、余計に傷つけかねません

3. 自分の守備範囲外であれば、専門家へ紹介を

●自分が解決できる/解決すべきことでない場合、専門家に相談に乗ってもらうことが役に立ちます ▶ 「厄介払いされた」と生徒が感じないよう、生徒には「これからも悩みは聴く」と伝えると良いでしょう

印刷用資料

この内容は教職員のための 生徒のこころのケア一問一答(思春期発達研究所)の抜粋です。本資料は教職員の方が自由にお使いいただけます。印刷できるようファイルを載せておきますので、校内でご活用ください。


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