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医療機関への情報提供書の書き方は?
医療機関へ紹介する際は、情報提供書を用意します。なくても、大病院でなければ受診自体はできますが、あった方がスムースです。
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こちらが情報提供書の記入例になります。このように書くと医療機関に必要な情報が伝わり、丁寧にみてもらえます。
1. 紹介先の宛先を書く(左上)
●○○クリニック/△△病院××科 ▶ 当てのある医療機関がない場合や保護者が自分で探す場合は、単に児童精神科や思春期精神科でも良い
●☆☆先生御机下 ▶ 当てのある先生がいない場合は「外来御担当先生御机下」で良い(御机下あるいは御侍史をつけるのが慣習です)
2. 紹介元を書く(右上)
●記載者(教職員)名を書きます
●学校印を押します ▶ 学校からの依頼と伝わる
3. みてもらいたい生徒の情報を書く
●氏名、生年月日(何年生かも)、性別など
4. 依頼目的を書く
●例:「ご家族が発達面の影響を心配されていますので評価をお願いします」、「学校として配慮すべきことがありましたらご教示ください」
●簡単に「検査・評価のお願い」、「診断のお願い」、「治療のお願い」でも構わない ▶ 迷ったら「診察のお願い」で可
5. 主訴(困っていること)を書く
●困っていることを一言で書きます ▶ 本人・家族・学校の誰の困りごとかわかると良い
●例:腹痛のため登校できない
6. 依頼内容を書く
●この部分がメインであり、十分な量(A4用紙1枚以上)を記載します
●学校での様子を詳しく書きます ▶ 生活歴や家族歴は医療機関でも聴取できる、学校での様子は学校関係者の情報が最も役立つ
こちらがテンプレートになります。PDFファイルになっていますので、印刷してお使いください。
印刷用資料
この内容は『教職員のための 生徒のこころのケア一問一答』(思春期発達研究所)の抜粋です。本資料は教職員の方が自由にお使いいただけます。印刷できるようPDFファイルを載せておきますので、校内でご活用ください。
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