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医療機関に受診したがらないときは?

 医療機関受診を勧めても、すぐに受診するとは限りません。「気が進まないんだね」と受け止めつつ、その理由をきいてみましょう。

1. 「別に病気じゃないし」

●▶「病気じゃなくても受診する人は多いみたいだよ」

2. 「薬を出されるんじゃないか?」

●▶「薬が出るのは希望したときだけだから、心配いらないよ」

●▶「相談だけに行く人も多いみたいだよ」

3. 「相談するような深刻な悩みなんてないし」

●▶「深刻な悩みだけじゃなくて、気軽に話に行くだけでいいみたいだよ」

●▶「ゴチャゴチャした考えを整理するのにいいんじゃないか」

4. 「今は困ってないし」

●▶「今は困っていなくても、いざというに役に立つよ」

5. 「病院に行ったら今後の進学に影響しそう」

●▶「医療機関には守秘義務があり、受診したことは秘密にされるので、進学先には伝わらないよ」

6. 「わたし、先生に見捨てられた?」

●▶「学校のことは引き続き相談してくれていいので、他のことは専門家にも相談してみよう」

7. チャンスは何度でもある

●▶ すぐに受診しなくても、何回か情報提供していると、いざというときに思い出して受診してくれます

印刷用資料

この内容は教職員のための 生徒のこころのケア一問一答(思春期発達研究所)の抜粋です。本資料は教職員の方が自由にお使いいただけます。印刷できるようPDFファイルを載せておきますので、校内でご活用ください。


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