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一人で抱え込むべきでない?

 責任感のある人ほど、「自分が何とかしてあげたい」という思いを抱くでしょうが、自分一人でできることには自ずと限りがあります。

 必要なときには、専門家の力を借りることも、生徒のためには重要なことです。

1. 一人での対応は時間的・精神的な負担が大きい

●「死にたい」と言われたり、夜中に電話やメールが来ると、相談に乗る方も参ってしまいます▶ 個人の電話やアドレスを伝えるのは控えた方が良い

●自分に余裕がなくなると、相手に対して嫌な感情や怒りを覚えたり、「何もできない」と無力感に陥ります ▶ 自分が相手の悩みに巻き込まれていないか、自分の気持ちの疲れに気づくことが大切です

●相談可能な枠を構造化する ▶ 「夜は電話やメールに返事できないけれど、放課後30分なら話を聴ける」

2. 他者と連携するときの注意

●本人の問題解決のためには、他者の力を借りることが本人のためであることをわかってもらう必要があります ▶ 「私だけではできないこともあるので、あなたのために他の人の力を借りようと思う」

●他者と連携するときは、生徒が見捨てられたと感じることがないようにします ▶ 「勉強のことなら引き続き相談に乗れる」

印刷用資料

この内容は教職員のための 生徒のこころのケア一問一答(思春期発達研究所)の抜粋です。本資料は教職員の方が自由にお使いいただけます。印刷できるようファイルを載せておきますので、校内でご活用ください。


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