How Can We Help?
スクールソーシャルワーカーの役割は?
福祉に関する専門知識と技能により、学校現場を支援する専門家が、スクールソーシャルワーカー(SSW)です。
主に精神保健福祉士・社会福祉士が従事していますが、どんなことをしてくれる人なのでしょうか?
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1. スクールソーシャルワーカー(SSW)の活動
●環境調整 ▶ 生徒本人の問題に対応するだけでなく、家庭や地域の中に入って、生徒の置かれている環境(虐待・貧困・家庭環境・異文化の問題など)をより良いものにする
●リソース(福祉サポートなど)を活用できるよう情報提供 ▶ 公的機関、生活保護、支援金、奨学金の案内など
●リソースを利用するための同行 ▶ 医療機関の受診同行、適応指導教室の見学同行など
●各支援機関が連携できるよう調整 ▶ 子ども家庭支援センター、児童相談所、児童養護施設、母子寮、保健所、精神保健福祉センターとの連携など
●アウトリーチ(訪問活動) ▶ 不登校や虐待問題に対する家庭訪問を通して、家庭での本人の様子、家族の様子、家庭状況、地域の様子などを把握
2. SSWが教職員にわかってもらいたいこと
●活動内容を理解してほしい ▶ 上記のような活動をしています
●スクールカウンセラー(SC)との違い ▶ リソースを活用して家庭や地域の環境調整を図る、積極的にアウトリーチするなど、外での活動が得意です
●教職員との積極的な関わりを望んでいます ▶ SSWは呼ばれて学校に赴くことが多いため、校内委員会などに積極的に呼んでください
印刷用資料
この内容は『教職員のための 生徒のこころのケア一問一答』(思春期発達研究所)の抜粋です。本資料は教職員の方が自由にお使いいただけます。印刷できるようファイルを載せておきますので、校内でご活用ください。
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