How Can We Help?
心配な生徒への声のかけ方は?
生徒が自分から教職員に相談をするのにはとても勇気がいります。気になった生徒には、こちらから声をかけてみましょう。
その際は、相談しやすい雰囲気づくりが欠かせません。
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1. 声のかけ方
●「最近、様子が心配なのだけれど……」
●「何か困ってない?」
●「よかったら話してくれない?」
2. 声をかけても断られたら?
●話したさそうだが、話しにくそうな様子のとき▶ まわりを気にせず話ができる場所に移動することを提案してみましょう
●嫌がっているとき、迷惑そうにしているとき ▶ 無理に聞き出そうとする必要はありません
●声をかけられた理由に本人が心当たりがないとき ▶ 調子悪く見えたのは思い過ごしかもしれませんが、気にかけてもらえること自体は誰でも嬉しいものですので、失敗したと思う必要はありません
3. 次につなげる
●「もし何かあったら、いつでも言ってね」と伝ます ▶ 気にかけてくれる人がいるとわかれば、それだけでも心強いものです
●声かけ自体が本人の安心につながります
●その場では言えなくても、思い出して後から言ってくれることもあります
印刷用資料
この内容は『教職員のための 生徒のこころのケア一問一答』(思春期発達研究所)の抜粋です。本資料は教職員の方が自由にお使いいただけます。印刷できるようファイルを載せておきますので、校内でご活用ください。
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